【一般常識対策】いつ来るか分からない!人事労務の用語勉強

こんにちは。

 

学習していくとどうも最後までおろそかになりがちな一般常識。

まさに社労士試験の最後の壁といっても過言ではありません。

 

膨大な範囲から絞り込みは不可能。

令和2年度の「労一」はまさに予想の斜め上を行く問題でした。

選択のオール20択。

全てが統計名という異質な問題でした。

そして「社一」への統計シフト。

 

来年のためにちょこちょこやっといた方がいいです。

よく「労一」は勉強してもしなくても変わらない科目と言われていましたが。

今年は日ごろから勉強してきた方はなんとか得点でき

推測と読解力でのみは回答するのは難しい問題だったような気がします。

 

過去問題では統計名を問う問題は出題されており、しっかり対策してきた人には有利になったのではと思います。

 

明らかに傾向が変わったのは事実。

今後は勉強しないと取れない科目と位置付けて対策していった方がいいと思います。

といっても「超薄く」「超広く」この原則で学習していくのが鉄板の勉強法。

毎日一般常識になれていくことが重要です。

特に受験2回目の人は疎かにしてはいけません。

択一だって一般常識は得点減になりえます。

統計も択一で出てきますし、無駄にはなりません。

時間はかかりますが、「労基」「労災」などに比べれば統計問題は引っ掛けが無く、問題は素直です。

 

ということで、捨て科目にしてはいけない一般常識に慣れていきましょう。

今回は来年こう来たら怖いな?

というジャンルを取り上げようと思います。

 

とんこつのピックアップ

・労務管理
・助成金

 

です!

「労務管理」は毎回出ないだろうとタカをくくってやらない受験生が多いと思います。

出題確率は低いですがもし「労務管理」一点張りで来られたら確実に太刀打ちできません。

今年の傾向を踏まえた上で出題するとしたら、

・類似の用語を選択肢に入れグルーピングを不可能にする
・感覚で答えれないような問題にする。

 

「助成金」はここ最近択一での出題があります。

令和2年度も一問まるまる助成金で固め打ちしてきました。

助成金一点張りでこられた時の為に、過去問で出題された助成金は全ておさえましょう。

 

では今回の学んでいくものは「労務管理」。

「助成金」はまた次回にやります。

ではさっそくいきましょう。

 

ワーク・シェアリング

ワーク・シェアリングとは雇用機会、労働時間、賃金という3つの要素を変化させ、一定の雇用量をより多くの労働者の間で分かちあうこと。

「仕事の分かち合い」とも言われます。

 

最近コロナ禍の中、テレワークの普及により新聞等で「ジョブ型雇用」「メンバーシップ型雇用」の言葉が多くなってきました。

その派生として今回はワークシェアリングをピックアップ。

 

ワークシェアリングは一人当たりの労働時間を短縮し、みんなで分かち合い雇用を維持・拡大しようとするものです。

4つの種類があります。

多様就業型ワーク・シェアリング

 正社員について、短時間勤務や在宅勤務を導入することなど勤務の仕方を多様化し、女性や高齢者を始めとして、より多くの労働者に雇用機会を与えるもの。

 

緊急対応型ワーク・シェアリング

一時的な景気の悪化に対応するため、緊急避難措置として一人当たりの所定内労働時間を短縮し、社内でより多くの雇用を維持するもの。

 

中高年対策型ワーク・シェアリング

中高年層の雇用を確保するために中高年層の従業員を対象に、当該従業員1人当たりの所定内労働時間を短縮し、社内でより多くの雇用を維持するもの。

 

雇用創出型ワーク・シェアリング

失業者に新たな就業機会を提供することを目的として、国又は企業単位で労働時間を短縮し、より多くの労働者に雇用機会を与えるもの。

 

普通の感覚だとなんとなく推測で答えられそうな感じですが、問題の出しようによってはいくらでも怖い問題は作れます。

一言一句暗記するのではなく、知っている。というカードを増やしていくことが大事です。

人事労務は数字を覚える必要はないので、知っているというだけで問題が解けます。

苦手意識を無くすためにちょこちょこ触れて、慣れていきましょう。

 

 

本日は以上!

 

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